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お酒が合わない体質?それとも・・・。
公開日:2021年10月8日更新日:2021月10月08日
カテゴリ:良質さのお話。
今日、ご来店してくれた常連さまと会話をしていたところ、その常連さまの息子さんのところに嫁いで来てくれたお嫁さんが、ウチの相方と同じようにお酒を飲むときに「くしゃみが出る」お酒と出ないお酒があるという会話になったらしく「あ、一緒のこと言っている」と思って面白くて、その話をしてくれました。
ボクの解釈では、たぶんそれは「アルコールの質」なのだと考えています。
発酵させることで、一部アルコールが登場するのだと思いますが、その「アルコール」にも質があって、鼻がムズムズするアルコールになる場合と、そういう違和感を感じないアルコールになる場合があるのだと思っています。
調べれば化学式がちがっているのだと思いますが、同じ銘柄のお酒だとしても、ちょっとした仕込みの違いでそれは変化をするのだと思うので、毎ロットごとに科学的に調べて出荷することも無いと思うので、職人の飲んだ感覚の品質チェックで判断をして出荷しているのだと思っています。
ただし、ほとんどの人たちはお酒を飲んでも、そういうった症状を現す人がとても少ないので、その症状が現れても「ただ単にアルコールが合わない体質」なんだと思っている人がほとんどなのだと思っています。
そして、結構の確率で安いお酒にその「くしゃみが出る」症状の確率が高く、高く高級のお酒では「くしゃみが出ずに、美味しく感じる」場合が多いという分析をしています。
ですので、それが「アルコールの質」なのだと思っているのです。
たぶんですが、それは素材の質によって変化するものではと思っています。
良質な素材からは、良質なアルコールが登場し、劣る素材からは劣るアルコールが登場する。
すべての成分は、素材が元になっているからです。
なので、くしゃみが出る人の場合、高級なお酒ならどんなお酒でも美味しく感じる可能性がありますので、試してみると一概にお酒が合わないという訳ではないことも知ることができると思います。
もしも、それでもくしゃみが出たり、美味しく感じない場合は、やっぱり体質も合わないので、無理して飲むことも無いのだと。