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「飲みやすい」という表現は、ポジティブ?ネガティブ?
公開日:2021年10月7日更新日:2021月10月07日
カテゴリ:良質さのお話。
ボクも以前は「飲みやすい」という表現をポジティブな意味として使っていた頃があった。
「これは、飲みやすくて美味しい!」
という具合に使っていた。
もう20年以上前の頃だったでしょうか。
でも今はもう使えない。
たぶん、その若い頃は経験値が乏しいので、初めて高級なモノを飲んだりした場合に、リーズナブルな商品では当たり前のように登場していた雑味や違和感に感じていた味わいが無いので「飲みやすい」と感じてそういう「飲みやすい」という表現をしていたのだと分析をしています。
でも今のボクなら、同じものを飲んだ場合には「キレイだなぁ」と表現するのだと思います。
時代が進み、これだけいろんな食が豊になったのだけれど、食のどういうモノが良質なのか?を学んでいる人がとても少ないこともあり、その偏りが表現となっているのだと思っています。
すべてのモノやコトに繋がることなのですが、発する表現とモノゴトの理解は繋がっている。
だからこそ、言葉の持つ意味の本質を理解することが大切なのだと考えています。