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意識の向け方。一歩下がって俯瞰して見渡す。

公開日:2020年4月3日更新日:2021月09月26日
カテゴリ:テイスティング

誰かと会えば「新型コロナウイルス」の話題になる。
あーだのこーだのと話した後でもボクたちのすることは、それほど多くはない。
マスクとか手洗いとか「存在を意識」することだけ。
今できることは、この騒動が終息した後のことを想像しながら、明るい未来を想い描くことが素敵なことなんじゃないかと思う。

通勤で車を運転しながら毎日、田んぼや野山の風景の移り変わりを楽しんでいる。
今週に入ってから、野山の木々に新葉が芽吹いてきていて、遠目に見るその「淡い色」がとてもキレイなのです。
この「淡い新葉の色」は、一日ごとにすごい早さで成長しているので、今日の美しさは「今日だけ」の特別なキレイさなのだということです。

心が他の何かに囚われてしまっていると、こういった「今日だけ」の特別な美しさを「見ていても気がつかない」こともあるものです。

気づくためには、「一歩後ろから俯瞰しながら見渡す」という見方がいいようで、これがなかなか難しい。
これは「木を見て森を見ず」にも通ずる考え方で、その意識の向け方で見え方が変わってくるものなのです。

口の中で広がるフレーバーの見方も、実はこの見方を意識して見ることができるようになると、いろんな情報が見えるようになるのです

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