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学びは、自分を知ることからが始まり。
公開日:2020年4月15日更新日:2021月09月26日
カテゴリ:講座。
本日、来店された常連さんと少し立ち話をしていたところ、ボクの趣味でもある「歌」の話になってしまった。
その常連さんは「カラオケ」のコンテストなどにも出場経験がある人で、お母さんがピアノの先生だったこともあり、幼少期からピアノを習っていたという話も聞いていた。
学生時代は吹奏楽部に入っていたみたいで、楽器の音の音程を合わせるのに他の生徒がチューナーを使うのを見て「みんなチューナー使わないと音程がわからないんだ」と思ったみたいで、本人はチューナー無しでも音階が分かるのは「お母さんのお腹の中にいるときから音を聴いていたからじゃないですかね?」と語っていました。
なので、ボクが「音階が分かるようになるには、どうしたら良いんですかね?」と言う質問に対しても、気がついた時には音階が分かるようになっていたので、「どうしたら?」そうなるのかは分からないみたいでした。
世の中で、天才とか言われている人たちは、元々「感覚が優れていて」、基盤が出来上がっていたりします。
その基盤という下地が出来上がっている状態で、努力により更に磨きをかけていくので、若いうちから他の人より頭一つ抜きんでたりするのだと考えています。
でも、ボクのような感覚に優れたモノを持ち合わせていない一般の人は、努力により感覚を育成して「基盤」というとても地道な「基礎」の積み重ねによりようやく手にすることのできる「基盤」を作り上げてゆくしか方法は無いのだと考えています。
そのためには「コーチ」とか「トレーナー」とか言われる人を選ぶところから始めなくてはいけないのだとボクは考えています。
天才肌の「コーチ」や「トレーナー」だと、先ほどの「感覚の基盤」が生まれつき出来上がってしまっいる人たちですので、「どうやったら基盤が作られるのか?」を知らないのです。
知識として知っていても、今までの人生でそういう取り組みをしたことがないので、きちんとロジックまで理解できているわけではないということです。
すでに「基盤」が出来上がっている人には、そういう天才肌の「コーチ」や「トレーナー」は向いていると思うのですが、まだ「基盤」出来上がっていない人たちには、「基盤を作るためには何をしなくてはいけないのか?」を理解している「努力型」の「コーチ」や「トレーナー」を選ばないといけないのです。
とするならば、「今の自分はどれくらいのレベルなのか?」を自分自身が理解していなくてはならないということです。
その自分を知ることからが始まりだということです。
ですが案外自分のことって見えてないんですよ。そこが厄介なのです。