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見え方を学ぶ。それがテイスティング。
公開日:2020年5月9日更新日:2021月09月23日
カテゴリ:テイスティング, 感覚のはなし
今日、山中教授の新型コロナのサイトを閲覧していたら、世界地図の画像が出てきた。
それを見た瞬間に、いつも見慣れている「日本」が真ん中にきている世界地図ではなく、日本が右端にきている世界地図だったので、地図としては同じモノなのに、見え方が変わるだけで「印象が違ってくる」のだと思った。
でもどちらも同じ世界地図なのです。
これらは、すべてのことに言えることで、同じモノゴトや、同じ現象、同じ表現、なにごとだとしても、見方が変わるだけで、「見えている景色が違って見える」ということです。
ボクはコーヒーの液体を「見ている」だけという仕事としていますが、その「見え方」を学んでいると、すべてのモノゴトは繋がっているのだと思えてくるので、こういうところから「見え方」を学んでいます。
要は「見え方」は受け取り方と言ってもよくて、ひとつのモノゴトから「表と裏」とか「光と影」とかがあるので、どいうふうに受け取り、見ているのか?が大切なのだと考えています。
コーヒーでさえ、そんなことを考えてモノづくりをしていますので、世の中すべてのモノは見方が複雑なのだということです。
いろんな見方、いろんな受け取り方が人により異なるので、そういう学びをするとまた面白い発見があるのだとボクは思っています。
当店がチカラを注いでいる「テイスティングの基礎講座」は、そういうった「見え方」とか「受け取り方」という考え方を学ぶ講座です。
新型コロナが終息してきましたら、またその講座を再会しますので、興味がありましたらご参加ください。