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良質な焙煎のコーヒーは血流が良くなる。

公開日:2020年5月15日更新日:2021月09月23日
カテゴリ:感覚のはなし

感覚が敏感な常連さまが良く言うことがあります。
それは「なんか血流が良くなってきた」と言う言葉です。
血流が良くなり、「指先までポカポカしてきた」とか「胃腸が動いてきた」とかおしゃってくださります。

その逆が、「胃もたれする」とか「胃腸が動かなくなる」という反応であると考えていて、それらは「血流が滞る」ために起こる現象なのだと解釈をしています。
ただ、ボクはお医者さんでもなければ、科学者でもないので、勝手に「そうだと思っている」と言う根拠のないことを述べています。
ボクの勝手な憶測です。

ボクの憶測では、感覚は基本、「体を守るためにある」ものだと考えています。
ですので、感覚が敏感な方というのは、体のどこかが弱っていたりするために、それを補うために、感覚が敏感になり、できるだけ体に負担をかけまいとする働きのために存在するのだとボクは考えています。

ですので、体の主が素直になって「体の求めるもの」を選んであげれば、健康に良いのだと解釈をしています。
ですが、ほとんどの人は「体の求めるもの」を選べれないのです。

それは、主が「体の求めるもの」を感じ取れないからだと分析をしています。
ほとんどの人は無意識のうちに頭で考えてしまっているので、感覚を使って「体の求めるもの」を選ぶのではなく、頭で考えたものを選んでしまうからなのだと考えているのです。

先日、通販で購入して下さった新規のお客様がおられました。
「胃もたれしない」という検索で当店がヒットしたらしく、一度飲んでみたいと思い購入してくれたみたいなのです。
まだ、召し上がった感想を伺っていないので、どういった反応を示してくださるかわかりませんが、そのお客様のコメントから、今までスーパーオーガニックが体に良いと聞いてそう言う商品を購入して飲んだのですが、胃もたれしてしまい、吐いてしまったりしたそうです。

それらは頭で選んだ商品となり、感覚で選んだ商品ではなかったのでは?と分析をしています。
「感覚で選ぶ」とは、文章やコメントからにじみ出ている情報を感覚を使って読み取り、商品のコメントから作り手の考え方や商品の良質さを想像することで、良質だという「可能性」の確率を上げることができるのだと考えています。

基本、ボクの考え方の中には「良質さ」は「体が喜ぶもの」であるという解釈ですので、コーヒーでも良質なものであるのならば「胃もたれはしない」と言う解釈です。

そして、良質さの解釈で言うのならば、コーヒーの場合は「コーヒー豆の良さ(素材のよさ)」「焙煎の良さ」「抽出の良さ」がきちんと一貫した考え方の元、最終的に液体の質の良さに繋がっていることが求められます。

ですので、どういったものが「質の良さ」なのかを理解していないことには、成り立たないという考え方なのです。

ですので良質な商品を選ぶ際には、作り手の考え方を感じ取れば、大きく間違うことは無いのだと考えています。

「こだわり」で選ぶのではなくて「感じて」選ぶと言うことが大切なのだと思います。
それができるようになるためにも、感覚を磨いていくことが大切なのだと。

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