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余白から見る景色。<余白の美しさ。>

公開日:2020年7月26日更新日:2021月04月05日
カテゴリ:感覚のはなし

余白から見る景色。<余白の美しさ。>

今日、来店してくれた常連さまとの会話の中で「余白」という表現をされていた。

余白を感じ取れるかどうか?は、人それぞれの感覚になるのですが、余白は実態の外に位置している存在となる。
実態を見ていると、意外と余白は見えてこなかったりする。だから余白の存在に気がつけなかったりする訳です。
ですが、余白から実態を見ることができる人は、両者を見ることができる。
要は俯瞰して見ることにも繋がるということです。

これ、一応コーヒーの風味(フレーバー)の話です。
こういう見え方ができるようになれば、書道の余白から書体の美しさを感じることができるようになるというロジックです。

使う感覚は同じですので、「余白」をどう捉えるのか?
そういう見え方は皆ができる訳ではありませんので、理解ができない人は「余白の存在」を理解できなくても意識をするしかなくて、不思議かもしれませんが嗅覚を育てることで見えるようになります。
ボクがそうでしたので。

たぶんですが、「香り」と「想像力」というキーワードが見えないものを見えるようにしてくれるために必要となるものです。
その両者を捉えることができている人たちは、いろんなものに気がつけるのだと思います。

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