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慣れない焙煎機でのローストから。
公開日:2020年6月11日更新日:2021月09月19日
カテゴリ:お店のこと。, 焙煎の味づくりのこと。
今週の定休日に知人のところにサンプルロースター「ディスカバリー」で焙煎させてもらうために出向いてきた。
昨年もお邪魔させていただいたのですが、今年も数ヶ月に一度の頻度でお邪魔させていただいています。
このブログで何回も言っているかと思いますが、ボクはブラジルや中米のそれほど標高が高くない産地や生産処理方法がナチュラルのコーヒー豆のローストが苦手意識があり、どうしてもネガティブなフレーバーが登場しやすい傾向にあります。
不得意な豆がきちんとローストできるようになれば、いろんなことが出来るようになると思うので、今回のサンプルローストもブラジルを2種類×2バッチずつローストさせてもらいました。
そして、貸してもらうディスカバリーは、当店の焙煎機と異なるポイントは、ダンパー操作とガス圧の操作での2つの操作によるコントロールになると言うことです。
当店の焙煎機の場合はインバーターも設置してあるので、味づくりのコントロールに幅があるのですが、インバーターが無いと言うことは、ダンパーの使い方とガス圧の変更の仕方だけで、味づくりをしなければならないと言うことです。
当店の焙煎機には4年前にインバーターを設置してから、インバーターの使い方が頭の中にあるので、インバーターの無い焙煎機を使うことは久しぶりの取り組みとなるのです。
そして、そこからの学びも実のところ大きいのです。
インバーターを使うことに慣れてしまっているからこそ、ダンパーの使い方に改めて気づくことがあります。
そして、焙煎データもきちんと取ってありますので、カッピングによる検証をこれからきちんとしていこうと考えています。