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習い事。

公開日:2020年7月30日更新日:2021月09月18日
カテゴリ:感覚のはなし

ピアノを習い始めることにした。

きっかけは、ボクが毎月開催しているビオあつみさんの講座だった。
そこに毎月のように顔を出してくれる受講者の方が居て、その娘さんも一緒に受講してくれるようになり、コーヒーが飲めないと言う娘さんはなぜか当店でコーヒーグラインダーを購入してくださり、そして今では自宅でコーヒーを飲むという生活を送り始めてくれています。

その娘さんは、コーヒーを夕方以降に飲むと眠れなくなるらしいのですが、当店のコーヒーならばそれも問題ないみたいです。
科学的になんでなのかは解りませんが、良質なものは心も体も穏やかにしてくれるのではないのかな?とボクは思っています。

話がずれてしまいましたが、その娘さんのお母さんが、実は以前はピアノ教室をしていたということを知りました。
今は、知人でやりたい人にだけ教えているらしく、ボクの休みと合う日に教えてくれることになったのです。

元々、「あの曲が弾けるようになったらなぁ」と思う曲があったのですが、今までピアノを弾いたこともないので、もちろん楽譜を読めるはずもなく、「弾けたらなぁ」と思っていただけでした。
ですがそこに、「教えて貰うことができる。」
という情報が入ると、「ちょっと、やってみたい。」というウキウキ感が登場してきます。

実は、実家には姪っ子のためにおじいちゃんが買ってあげた安い電子ピアノがあります。
鍵盤の数も実際のピアノより少ないもので、鍵盤を押すと赤いランプが光るものです。
そんな電子ピアノでも、練習ができるので、お店を閉めた後に少しだけ練習をしていけば、いずれ弾きたい曲が弾けるようになったらいいなぁという感じです。

そして、今週の月曜日に初めてのピアノ教室でした。
実際のピアノで先生が初見(初めて見た楽譜を弾くこと)でその曲を弾いてくれたのですが、両手で和音が入ると、とても音の響きが美しくてちょっと「ジーン」としちゃいました。
これがボクが弾けるようになったのなら・・・。
頑張ろうと、そう思いました。
ですが、やっぱり難しい。
いつになったら一曲通して弾けるようになるのか、何年かかかりそうです。

なんでもそうだと思いますが、初めての一歩を踏み出す時というのは、何かしらのタイミングがあるものです。
それを「見落とさない」ことが大切で、たぶんそこには「心の揺らぎ」みたいなことがあると思うのです。
ウキウキ感とか、なんか楽しそうだとか、そういった「心の揺らぎ」を見落とさないことが大切だと思っています。

そして教わる場合にも誰でもよい訳ではありません。
教わる相手によって、人生が変わってゆくので、相性を確かめて決断をすることが大切かと思います。

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香茶屋では、店主である私が歩んできた道を分析し、感覚が成長していく歩み方を伝えてゆくことで、正しいロジックのもとで各講座の「学ぶ。」が運営されています。

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