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可能性を確かめる。

公開日:2020年8月2日更新日:2021月09月11日
カテゴリ:お店のこと。

コーヒーもなんでもそうなのですが、見栄えの好き嫌いというものがる。

今、まだ何も決まっていないのにですが、新しいホームページの構想を考えている。
どういうページのレイアウトにしたいのか?を、いろんなホームページを見ながら「これ、いいな!」を探していくことをしていたりします。

すると、とてもシンプルな構図がいいなぁと思うのです。
白を基調に、デザインがごちゃごちゃとしていない感じのモノが「いいなぁ」と感じています。

たぶん、ボク自身が元々「片付けが苦手」ということもあり、気がつくと身の周りがごちゃごちゃしがちなので、せめてホームページくらいは「すっきりと」したシンプルの中に品の良さというのか、その存在が佇んでいるような雰囲気が気にいるのでしょう。

簡単に言うと「あこがれ」ているのだと思うのです。
そのシンプルさに。
実際のボクの生活の中では、なかなかないレイアウトですので。笑

それが、コーヒーの味わいにも登場しがちなのだと考えています。
今、一番良質のコーヒーで表現したいのは、酸味のフルーツ感です。
もう、シンプルに酸味のフルーツ感をできるだけ「らしく」登場させたいのです。

そこを表現しようとすると、どうしてもローストの茶色い甘いフレーバーが目立ってしまうので、茶色を酸味の色と同化させるように、酸味の色がレモン色なら「レモン茶色に」、オレンジ色なら「オレンジ茶に」、赤色なら「赤茶色に」仕上げることで、ロースト由来の甘いフレーバーは酸味と同化し始めます。

すると、立ち上げる香りは不思議と乏しくなるのですが、口に含んだ瞬間にとても豊に口の中で広がるフレーバーに変化します。
と言うことは、ロースト由来のフレーバーは揮発性が高いので、アロマとして立ち上がり易い特性があるのだろうと推測ができます。

その反対に、酸味由来のフレーバーなどは揮発しづらい性質だと言うことです。
と言うことは、酸味由来を多く登場させることで、よりロングライフになる可能性があるのではないか?と推測ができます。

いろいろと試行錯誤しながら取り組んでいくと、いろいろと確かめたいことが浮上してくるものです。
それらを取り組んでいくうちに、いろんなことが繋がり始め、新たな考え方や技法が思い浮かび、最終的には技術が進歩するので、いろんな可能性を考えて見たいと思っています。

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