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人の行動が変わる要因は、
公開日:2020年8月30日更新日:2021月09月11日
カテゴリ:ふと思ったこと。
今日、来店してくださった常連さまは、もう十数年来の当店の常連さまなのですが、ずうっと「花ブレンド」を購入してくださっていた常連さまでした。
ですが、2ヶ月前くらいだったでしょうか?
いつも600gを買われ、そうするとテイクアウト・コーヒー1杯サービスになるので、その時に花ブレンドではなくて「ブラジル・イルマスペレイラ」をドリップしてサービスしました。
すると、10分くらいしてからお店に電話がかかってきて、なんだろう?と対応をしたところ、
「このテイクアウトのコーヒーは何のコーヒー?」との電話でした。
「なんでですか?」と聞いたところ、
「美味しかったので、次に行った時に買いたいと思って。」とのことでした。
そして、次来店された時から、「花ブレンド」と「ブラジル・イルマスペレイラ」との2種類を買ってくれるようになりました。
そして、今日来店した際には、その「ブラジル・イルマスペレイラ」と「他のブラジルを飲み比べてみたい」との申し出でした。
そのような取り組みは、今まで十数年間のお付き合いですが、初めてのことでした。
多分その背景にあったものが、前回来店した際の会話の中で、ビオあつみさんで売っている「牛乳」のことを紹介しました。
「1本(180ml)で600円もしてしまいますけど、いつもの牛乳とは違うと思うのでよかったら飲んでみてくださいよ。」という会話でした。
そして、その牛乳を飲んでくださり。
「わたし、牛乳苦手なんだけど、その紹介してくれた牛乳は、いつも飲む牛乳の嫌なところが全然無くて、美味しかった。ありがとう。」と、その牛乳を飲んでくれたことと、その感想を聞かせてくれたのです。
本当に良質なものには、一般的に流通しているものには在る「劣る部分」が、良質なモノにはその「劣る部分」が無いという「美味しさ」があります。
それらの共通点が見えてくると、本当に良質なモノに気づけるようになります。
多分ですが、その良質な牛乳を知ったことで、今回初めてブラジルを飲み比べてみたくなったのかな?
と考えているのです。