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コーヒーが苦手な人にこそ、知ってもらいたい香茶屋のスペシャルティコーヒー。

公開日:2020年9月13日更新日:2021月09月09日
カテゴリ:お店のこと。

当店は「スペシャルティコーヒー専門店」を掲げているコーヒーショップです。
ほとんどの消費者が、その違いを知らずに、そしてその違いを経験せずにコーヒーをご家庭で飲んでいます。

なので、抽出器具などもスペシャルティコーヒーに対応していないモノを使っていることがほとんどです。

本日、初めて来店されたお客さまに、いろいろと説明をして、昨日ブログに載せた「浸け置き式」の抽出を説明しながら、エチオピアを抽出して、そして飲んでもらいました。

すると、二人できていた一人が「コーヒーって美味しいんだ。」と、初めてコーヒーを美味しいと感じたようでした。
そして、「コーヒーじゃないみたい。」と。

なので、言ってあげました。
「これが、スペシャルティコーヒーです。」と。

ご家庭で、安定して当店のコーヒーの味を再現するために考えた抽出方法は、いくつかのレベルがあります。

1・まずキチンと分量を計ること。
 コーヒー豆の分量とお湯の量を毎回一定にすること。
2・使うお水は、浄水器(活性炭+中空糸膜の両方でろ過する浄水器)を通したお水、
  または当店がイベンとでも採用している「南アルプスの天然水」。
3・グラインダーの性能。

上記の1〜3を全て取り組んでもらえれば、当店と同じレベルの味わいをご家庭でも楽しめるようになります。
抽出方法も、「浸け置き式」ならば簡単ですので、技術的に学ぶ必要はありません。

近いうちに、「浸け置き式」の抽出を画像を交えてキチンと解説したいと考えています。
抽出がシンプルで、それでいてコーヒーが美味しいのは、キチンと焙煎でバランスを作り上げているからです。

その焙煎によるバランスが取れていない場合は、抽出技術によって味わいを整えることが求められますが、焙煎でキチンとバランスが取れていれば、そんなことをする必要がないので、シンプルな「浸け置き式」の抽出でとても美味しくなるのです。

そして、今までいろんなお客さまを見てきましたが、だいたい感動してくれるお客さまの特徴は、今までコーヒーを飲んで、コーヒーを美味しく感じたことの無い人です。
そういう方は、コーヒーのダメージの部分を拾い易い感覚を持っているので、当店のようにスペシャルティコーヒー専門店で、しかも焙煎によるダメージを極力登場させないような味づくりをしているコーヒーを飲むと、ダメージが見当たらないので感動してくれるのです。
ただしそれにも条件があって、86点以上の「トップ・スペシャルティ」クラスだと感動してくれます。

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香茶屋では、店主である私が歩んできた道を分析し、感覚が成長していく歩み方を伝えてゆくことで、正しいロジックのもとで各講座の「学ぶ。」が運営されています。

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