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共通点からの学び。
公開日:2020年9月18日更新日:2021月09月09日
カテゴリ:ふと思ったこと。
味わいと言うものは、「ことば」と同じようなものなのかもしれない。
「ことば」の持つ意味は、人生経験を積むごとに深くなり、同じ内容の「ことば」だったとしても、数年後に改めてその「ことば」を読むと、受け取れる印象がちがってきていることに気づくことがある。
「味わい」にも同じようなことが言えて、人生経験を積むごとに、受け取る印象が変わってきていることを知る。
このように、世の中のものには「共通点」が見えるものがある。
まったく別モノのように考えていたものが、共通点が見え始めると、そこから学ぶことができるようになる。
だから、その「共通点」を見つけれるようになると強い。
そして、楽しい。
最近、ピアノを弾くようになって思ったことは「映画音楽」を弾きたいと思っていること。
歌は、その時々で、自分の心境によって歌う歌を選んで歌えばいいと考えていますが、楽器を弾くって何時間も、何日も、同じ曲を練習しないといけないので、自分の心境で選ぶよりは、「これを自分の思い描くように弾きたい」と思える曲を選んでそれを長い時間かけて練習したいのです。
すると、「映画音楽」ってすごいなぁと思うようになった。
それは、その映画の登場人物なりの思いが、音による物語となって映画の楽曲版として成り立っているところがすごいと思う。
だから結局、弾きたい曲というのはその映画に感動していたと言うことです。
そして、この年になるまで映画音楽が、映画本編の物語とリンクをして作られていることにすら気がついていなかった。
これも、人生経験を積み重ねることで、曲の音に物語の存在を感じれるようになったためです。
そこに気づくことができると、今まで以上に胸がジーンとしてしまいます。