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良いもの、悪いもの、すべてが登場する抽出方法。
公開日:2020年9月19日更新日:2021月09月09日
カテゴリ:抽出のはなし。
浸け置き式の抽出に変えてから、お客さんの表情に驚きがより見えるようになった。
たぶんそれは、抽出方法に技術が要らないと言うことが、一つの要因なのだと考えています。
今までは、ドリップ式を採用していたので、どうしても「抽出技術」と言う目線でも見てしまっていたと思うのです。
しかし、「浸け置き式」に変更してからは「技術」の要素が感じられないので、「それで、美味しいのぉ?」と思いながら飲む訳です。
そこで、「あの淹れ方で、この味が出るの?」と言う驚きの表情なのです。
そのためには、良質なコーヒー豆の仕入れと、焙煎技術でキチンとバランスを取ることが求められるのです。
要は、ごまかしが効かないと言う抽出方法でもあります。
全部が液体のコーヒーの中に登場してしまいますので、悪いところが無いことと、良質であること、この2つが両方とも必要不可欠な要素なのだと言うことです。
なので、この抽出方法でいろんなお店のコーヒーを飲んでみることです。
そうすれば、いろんなことが見えてきます。
良いも悪いも、すべてが登場してしまいますので。
そして、その「浸け置き式」でより良質なコーヒーを抽出したい時に考える要素としましては、使用するお水と、グラインダー選びです。
この両方とも、選ぶ基準は先ほど述べた「良いも悪いも、すべてが登場するモノ。」が基準になります。
それが、より「良質な」コーヒーを飲むために必要な要素で、すべて同じ考え方の元で、選ぶと液体は格段に美味しくなります。