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コーヒー焙煎の技術力という可能性。

公開日:2020年10月31日更新日:2021月09月05日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。

焙煎の可能性って幅が広いんだなぁと思えることがあった。
そして、コーヒー豆に「ごめんなさい」と心の中で謝った。

うちの焙煎機って、蓄熱性が低いので、どうしてもローストのフレーバーの影響が登場しやすいし、その影響から植物系のフレーバーも登場しやすくなる。と考えていた。

だけれど、焙煎の設定の理解が進むと、植物系のフレーバーもポジティブに登場させる設定があることが偶然だけれど見つけることができた。

焙煎の設定は、そのひとつずつがとても大きな役割を担っていることを、改めて実感した。
それは、ボクの技術力の至らなさから「うちの焙煎機では無理なんだろうな。」と勝手に決めつけていただけで、実はキチンと焙煎を見つめることが出来る人であるなら、コーヒー焙煎における味づくりの可能性はかなり幅が広いことに気づけた。

ただし、コーヒー豆のポテンシャルが高いことが条件です。
植物系のフレーバーは緩和できても、植物系の酸味はどうしようも出来ない。
それが、豆の持つポテンシャルで、技術でどうこうできる問題ではないからです。

だからこそ、仕入れの段階でキチンと良質なコーヒー豆の存在を見抜き、きちんと仕入れを行うことが求められるのです。

またひとつコーヒー焙煎の理解が進んだ瞬間でした。

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