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「浸け置き式」対応のコーヒーフィルターの製造。
公開日:2020年11月7日更新日:2021月09月04日
カテゴリ:お店のこと。, 抽出のはなし。
いま当店では、「不織布フィルター」というスペシャルティコーヒー専用のコーヒーフィルターを販売している。
香茶屋オリジナルコーヒーフィルターなのだ。
でも基本、よそで製造され販売していて、それがとても良い商品だったとしたならそれを買って販売する。
なんで、オリジナルで作ることになったのか?
それは、市販されているコーヒーフィルターの中に、「これは!」と思えるフィルターが無かったから作ったという、とてもシンプルな発想なんです。
そして、当店で販売している「不織布フィルター」は、元々は「ドリップ式」を採用していたので、「ドリップ式」で使用することを考えて開発していました。
現在、販売している「不織布フィルター」も元々のドリップ用なのです。
それを併用して、現在の「浸け置き式」に対応しています。
ですが、元々ドリップ用で開発しているので、「浸け置き式」にした場合には、「もうちょっと、こうゆうのがいい。」があるんです。
なので、現在すでに発注しているのですが、それが「浸け置き式・対応」の不織布フィルターになります。
用途としましては、「トップ・スペシャルティ」以上のコーヒー、および「中煎りのスペシャルティ・コーヒー」が対象になる「不織布フィルター」になります。
そして、現在販売している「不織布フィルター」は「深煎り専用」として、在庫が無くなるまで販売をしていきます。
これは、飲んでもらうと、とても分かりやすいのですが、メッシュ(目の粗さ)が微妙に違うので、「滑らかさ」とか「明るさ」、「しっとりさ」、「豊潤さ」などが変わってきます。
当店の考え方は、現状以上に良いモノがあれば、それに俊敏に切り替えていく。
という考え方です。
これは、小さな個人店ならではの考え方だと思っています。