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ローストの味づくりとは、熱量の与え方。
公開日:2025年1月31日更新日:2025月01月31日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。
これは、ローストという「作業工程」だけを捉えて、言葉にするのなら、ローストの味づくりとは「熱量の与え方」になる。
どのようなポイントで、どのように熱量を与えるのか?
これだけである。
ただし、その難しさは「どのポイントで」「どのように」は、何箇所か挙げられるため、その何箇所に対する「どのように」でもある。
その組み合わせ方は、確率から導きだそうとすると、かなり同じような味づくりを通年を通して行うとなると数学的には無理があるため、論理的に、そして感覚によって整えることで、目指す味づくりを可能にするものになる。
なので最終的には、感覚で整えられる人が焙煎士には向いているような気がしている。
ボクの場合は、29年かけて理論的から感覚的に切り替えたタイプの焙煎士になる。