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美しさをローストにより表現するための組み立て方に気づいてしまったと言うこと。
公開日:2024年11月2日更新日:2024月11月02日
カテゴリ:焙煎の味づくりのこと。
昨日書いたブログで伝えたかったことが、そうか「質感の良さ」ということだったのだと思ったので、付け加えておくことにした。
美味しさとは、「どういう美味しさを表現しているのか?」という「どういう」という状態が重要なんだと考えている。
ボクが新たな手法を発見したことで、何を興奮しているのか?と述べると、クリーンな領域の状態の幅が広いため、クリーンな甘さを乗せることが出来るようになると伝えた。
そしてそこには、背景に爽やかなフルーツを思わせる酸質を登場させつつ、ローストの甘さをクリーンに、それでいて粘性があり、その液体は「しっとり」と「艶やか」であり、それは上質な液体の質感を表現できている。という状態を表現出来るようになることを意味しているのです。
これだけ複雑で、しかも良質な状態を組み合わせることは、今までは不可能なことのように思っていましたが、それが出来る可能性があるロースト手法を見つけてしまったと言うことです。
正確に述べるのであれば、ローストの組み立て方を会得するための大切なポイントに気づいてしまった。と言うことです。
すでに一部のローストでは、その手法によりかなり良質な状態を表現できておりますので、今まで以上に更にレベルが上がり美味しくなった香茶屋ローストのコーヒーを楽しんでいただけたらと思っています。