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クリーンという状態。

公開日:2024年10月17日更新日:2024月10月17日
カテゴリ:感覚のはなし

クリーンという状態。

コーヒーを飲んで「クリーン」だと感じる状態が良いコーヒーであるのだと思っている。
ただし勘違いしてもらっては困るのだが、「飲みやすい」と「クリーン」はちがう。
その両者の状態が感覚で理解できれば、「クリーン」が最上級であると感じられるため、クリーンさを感じられるものでは感動を覚えることになることを提言したいと思う。

そして、ペーパーフィルターを使うことによって感じられる「シャープさ」は「クリーン」ではないことも付け加えておきたい。
くっきりと感じる「シャープ」な味わいと「クリーン」は別の感覚になる。
これはボクが歩んできた道でもあるため、意外と脳で混同してしまっている可能性がある。

五感のうち一つの感覚で判断するのではなく、五感をフルに使ってその状態を認識しようとすると、違いが感じられるようになってくる。
特に食料品の場合は、味覚・触覚・嗅覚と3つの感覚を使っているし、目で美味しさを楽しむとしたなら4つの感覚を使っていることになる。
だから、出来るだけ偏らないように、複数の感覚でその状態を認識することで、「クリーン」さが良質な状態の最上級を指していることに気づけるようになる。

すると良質な状態を持ち合わせているモノが感動できる美味しさであると脳が認識させてくれるようになるのだ。

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