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「天才とは感覚派」であるならば感覚を育てれば近づけるはず。

公開日:2024年10月12日更新日:2024月10月12日
カテゴリ:感覚のはなし

「天才とは感覚派」であるならば感覚を育てれば近づけるはず。

プロスポーツ選手などでよく語られる天才肌の選手は感覚的に体を使えてしまうことから、その体の使い方を聞いても感覚的に瞬時に反応しているので、それを説明することが出来なかったりする。
なので、たまにテレビなどで耳にする「名選手に名コーチあらず」と呼ばれたりする理由は、天才肌の選手は感覚で対応してしまっているために、それを人に説明や解説をすることが出来ないため、コーチングが出来ないという名言でもあります。

これは、どのような世界でも同じだと思っていて、天才肌とは感覚的にそつなくこなしてしまうため、天才肌になれるのであれば成りたいと思うことでしょうが、これは生まれ持った才能であるため、ほとんどの人たちは努力を重ねて天才に近づきたい、もしくは努力によって追い抜きたいと考えることだと思っています。

もちろんボクも天才肌では無かったため、なんとか良いモノを作りたいと考え、どうしたら良いものが作れるようになるのかを考え続けた結果、やはり最終的には感覚的にならなくてはならないのだと思うようになりました。

いやいやいや。
天才では無いのなら、生まれ持った感覚が無いから無理でしょう。
そう考えるのが普通ですし、ボクもそう思っていました。

ですが、感覚を成長させることが出来るのならば、話は変わるのです。
それは、考え方を変えれば成せるようになるのです。

天才にはなれないが、感覚を成長させることは出来るため、最終的に感覚で判断できるようになることが出来れば良いのです。
そうすれば、感覚が育つまでに論理的に考える思考力も備わるため、人に対して説明や解説することも出来、そして感覚で判断できるようにもなるため、優れたモノを生み出すことも出来るようにもなる。

目標は、感覚で判断することが出来るようになるまで、感覚を成長させてあげることなのだと思うのです。
人の脳は、思っている以上に優れた能力を備えている。
その能力を引き出せるようにすることが学びであり、トレーニングであるのだと思います。

なので、「天才とは感覚派」であるのならば、足りていない「感覚を育てること」で、「感覚派」に成ればよいのです。
ボクもようやく、感覚で味づくりが出来るようになってきたので、これを書けるようになったのです。

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