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どちら側から、見るのか?
公開日:2024年9月11日更新日:2024月09月12日
カテゴリ:感覚のはなし

これは、目線の話でもある。
ボクは、ローストの味づくりのために、ローストで結びつく「酸味」、「フレーバー」、「甘さ(粘性)」を見て、そのバランスを整えるという作業を行なっている。
ローストの味づくりにおいては、「ローストと結びついて変化している」という目線が重要であるのだが、仕入れの際にチェックするポイントは、豆のポテンシャルの判断であるため、いかに豆のポテンシャルがローストに負けないかを判断したりしている。
要は、何を求めているのかで、目線の向け方が変わってくるものであるのだ。
だとするならば、何を求めているのか?という意識がまず最初に必要になるものだと思っている。
そして、こういう目線の向け方は、いろんな分野で必要とされ、そのスキルは重宝される。
それはなにも、味づくりのために必要とされるスキルだけではなく、ビジネスなどあらゆるものに応用の効くスキルである。