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カッピング。
公開日:2024年8月14日更新日:2024月08月14日
カテゴリ:テイスティング
先日、業者さんから頂いたアライバルロットのコロンビアのサンプルをカッピングをした。
コロナが蔓延してからは、業者さんが開催してくれるカッピング会に参加することも無くなってしまい、カッピングでの見方を忘れてしまいがちになっていた。
(カッピング会に参加される人全員で、同じカップをテイスティング・スプーンで啜るため、コロナ感染者が居た場合は感染する確率がかなり高くなってしまうため、参加を見送っている。)
常に行っている、ローストにおける味づくり目線のカッピングと、仕入れ目線の素材の品質を判断するカッピングは根本的に目線が違うのだ。
なので、仕入れのためのカッピングで感じなければならないポイントは、素材の良し悪しを判断するためのポイントとなるためである。
簡単に述べるのであれば、仕入れは素材だけを見るのだが、ローストにおける味づくりでは、ローストとそれによる変化を見ることである。
意外と人は、目線が偏っているため、意識して「これを見る」という目線で取り組まないとその目線で感じることが出来ないものであることを再認識をした。
テイスティング・スキルとは、膨大な情報量を持つフレーバーを分割して、見たい情報だけを見れるようになるスキルでもあるように思っている。
どうしたら、それが出来るようになるのか?それが技術なのだ。